四角くて可愛いアイツ。『インターステラー』のTARSを自作

SFに登場するアイテムは、キャラクターにしろ異星人にしろガジェットにしろ、なにかとインパクトのあるデザインをしています。

そんな中、『2001年宇宙の旅』のモノリス以来の衝撃というべきミニマルデザインのSFキャラが登場しました。難解SF映画インターステラー』(2014年)の箱型ロボット・TARSさんです。

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劇中の演技はパペットとVFXを駆使して行われていますが、少し知識と技術があれば自作できそうな外見をしているため、TARSさんをDIYする人も少なくありません。しかしスウェーデンのチャルマース工科大学の学生は、置物ではなく、実際に動くTARSさんを作ってみたようです(Nema 11ステッピングモーター)。

VFXでもパペットでもありません。映画よりかなり小型で足取りもおぼつかないですが、しっかり動いています。「TARS」というステッカーを抜きにしても、どうみてもTARSです。(あ、ステッカーないとCASEだと思われるかも)

この歩みを可能にしているのは、ロボットの動きをモニターしてコントロールするセパレートコントロールシステム付き電子モーターのおかげ。今はぎこちないですが、正確なステッピングモーターに取り替えれば、映画のTARSのようにスムースな動きが可能になるだろうということです。