ステッピングモータって聞いたことありますか?
これは、読んで字のごとく、ステップを刻むのが得意なモータです。
時計の秒針を思い浮かべてください。チクタクと1秒ごとにステップを刻みながら動いていきますよね。
ステッピングモータはどんなところに使われているの? 分かりやすい例としては、ドットインパクトプリンタの紙送りが挙げられます。
1行分印字が終わると、正確に1行分だけロールを回転させて次の行を印字します。
ここがキュッキュッと動いている様子をご覧になった方も多いのではないでしょうか?こういった動きをするものには、ステッピングモータが使われていることが多いのです。
他にはスキャナがありますね。
画像をスキャンする画像入力部が正確にピッチ(ステップ)を刻みながら 確実に読み込んでいきます。
他には?
なじみのあるところではコピー機、自動車、ゲーム機(クレーンゲームとか)、駅の券売機やジュースの自動販売機などなど。
工場の生産ラインなどでも良く使われています。
ベルトコンベアやXYテーブルと呼ばれているものなどですね。