ユニポーラ/バイポーラモータ

制御にも影響を与えるモータのもう1つの特長は、電流方向がどのように変化するかを決めるステーターコイルとの取り合わせです。ローターの動きを実現するには、コイルに通電するだけでなく、コイル自体によって生成される磁場の方向を決める電流方向を制御することも必要です(図8を参照)。

ステッピングモータでは、電流方向の制御の問題は2つの異なる方法で解決されています

ユニポーラステッピングモータでは、1つのリード線がコイルの中心点に接続されています(図9を参照)。 これにより、比較的単純な回路とコンポーネントを使用して電流方向を制御できます。 中央リード線(AM)は入力電圧VINへ接続されます(図8を参照)。 MOSFET 1が活性化した場合、電流はAMからA+に流れます。 MOSFET 2が活性の場合には電流はAMからA-に流れ、反対方向の磁場を生成します。
上記で指摘したように、この方法はより単純な駆動回路を可能にします(2つの半導体のみが必要です)が、欠点は、一度にはモータ内で使用されている銅の半分だけが使用されることです。これは同電流がコイルに流れるとして、すべての銅が使用された場合に比較して、磁場強度が半分になることを意味します。さらに、これらのモータは入力として、より多くのリード線を使用する必要があるために構築が困難です。

バイポーラステッピングモータでは、各コイルには2つのリード線しかありません。方向を制御するには、Hブリッジを使用する必要があります(図10を参照)。 図8に示すように、MOSFET 1と4が活性化した場合、電流はA +からA-に流れますが、MOSFET 2と3が活性の場合、電流はA-からA +に流れ、反対方向の磁場を生成します。 このソリューションでは、より複雑な駆動回路が必要ですが、モータは使用されている銅の量に応じて、最大トルクを達成できます。

技術の進歩に伴いユニポーラの利点はあまり重要ではなくなり、バイポーラステッピングが現在、最も一般的です。

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