サポート材は3Dプリンターでの造形時に必ず必要になるわけではなく、製品の形状によってはサポート材による支えがいらずモデル材だけで造形できる場合もあります。
ここでは、サポート材が必要になる形状を三つご紹介します。いずれかに該当する場合は、サポート材を使う前提で造形方法を検討しなければならないので、覚えておいてください。
●オーバーハング
オーバーハングとは、簡単に言うとアルファベットのTやYのような形状です。TやYの上部はサポート材がないとモデル材を積み上げられなかったり、自重で崩れてしまったりします。
ただし、Y形状は二股に別れる部分の角度によってはサポート材が不要なケースもあります。一般的には、45度以上になるとサポート材が必要とされていますが、機種や材料によって異なるためメーカーに確認しましょう。
●ブリッジ
橋やアルファベットのHのように、中央部分が空中に浮いている形状もサポート材が必須です。中央部分を支えるためにサポート材を下から積み上げていかなくてはなりません
●穴・空洞
製品の側面に穴が空いていたり、内部に空洞がある場合もサポート材が必須です。造形時にはサポート材で埋めておき、造形後に除去することで穴や空洞が完成します。
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