医療ロボットの5つの種類

(1)手術ロボット
手術ロボットは、手術を補助するロボットのことです。医師が患者から少し離れた位置でカメラを見ながら操作を行い、操作通りに正確に手術を行うことができます。

手術ロボットを活用することで、人間に見えない範囲までカメラを通してチェックすることができ、損傷箇所を少なくし出血量を減らすことが可能です。人間が直接行うよりも医師のスキルに影響されないため、手術の成功率が高まるだけでなく、患者に与える負担も減らすことができるでしょう。

(2)リハビリロボット
リハビリロボットは、身体の麻痺から回復するためのリハビリをサポートしてくれるロボットです。リハビリロボットには、直接装着して身体を動かすサポートをしてくれるものもあれば、多方面からカメラでリハビリ者の身体の状態を分析し、どこを鍛えれば自然と身体が動くようになるのか助言をくれるものなどがあります。

事故や病気、身体の衰えにより歩行が困難になった人が、もう一度自分の力で歩けるようになる生活支援ロボットの開発も進んでいるので、特に注目を集めている医療ロボットの1つといえるでしょう。

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(3)診療ロボット
診療ロボットは、診療の補助をしてくれるロボットです。情報通信技術の発展により、デジタル画像分析機能やセンシング(センサーでデータを収集すること)機能が登場し、医師が患者から遠く離れた場所にいてもロボットを介して診察できるようになりました。

病院が近くにない地域でもわざわざ病院を訪れ気軽に診察できるようになるため、今後、過疎地域など医師不足が深刻な地域を中心に拡大されることが予想されます。

(4)調剤ロボット
調剤ロボットは、薬剤師の業務を担うロボットです。主に、処方箋のデータに基づいて、薬品の選択や秤量、配分、分包を行います。特に、計量は手間のかかる作業なので、業務時間の短縮や薬剤師の負担の軽減につながるでしょう。

調剤ロボットの導入により、薬品の入れ間違いなどの人為的なミスを減らせるだけでなく、薬剤師を対人業務に充てられるので、患者と接する時間が増え、質の高い接客が可能になります。

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(5)補綴(ほてつ)ロボット
補綴(ほてつ)ロボットとは、ロボット義手やロボット義足のことです。事故や病気などで腕や脚を失った人でも、自分の手脚のような感覚で物を掴んだり歩いたりできるようになります。

神経を通る微弱な電気信号を読み込み、身体の動きを促してくれるロボットの登場など、補綴ロボットの開発は進んでいるので、今後注目の医療ロボットの1つです。

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