(1)産業用ロボットの定義
産業用ロボットとは、工場での作業を人間の代わりに行ってくれるロボットです。
2つ以上の関節と、そこにつながる3つ以上の軸を持ち、ロボットの動きを指示するための制御プログラムを搭載したマニピュレーションロボットをさします。
工場で使われるロボットがすべて産業用ロボットと呼ばれるわけではなく、構造上の定義を満たすものだけが産業用ロボットと呼ばれます。
人間が行っていた作業をロボットが行ってくれるため、人間はロボットができない部分とロボットの運用だけに集中することができ、人件費の削減が見込めます。
産業用ロボット投入の効果は金銭面だけではありません。
人間は状況に合わせた細やかな作業ができますが、疲れやむらがあるため、作業の効率や精度にばらつきがあります。
一方で、産業用ロボットを活用できれば一定品質の作業を継続できるため、品質の均質化を図れます。
重労働も、ロボットであれば難なくこなしてしまうので、従業員の負荷低減も大きなメリットです。
(2)産業用ロボットとサービスロボットの違い
産業用ロボット以外で、特に人間と接しサポートを行うロボットのことを、サービスロボットと呼びます。
構造上の定義はなく、使われる場所で定義が異なるため、仮に工場で産業用ロボットとして使われているものと同じであったとしても、飲食店で使われる場合にはサービスロボットと呼ばれます。
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