金属3Dプリンターのデメリット

【デメリット1】10μレベルの寸法精度を必要とする場合、別途加工が必要
金属3Dプリンターは、10μレベル以上の寸法精度が必要な場合は別途で加工をしなければいけません。なぜかというと、高度なレベルが求められる加工には金属3Dプリンターの精度が追いついていないためです。

そのため寸法精度によっては2度以上手間をかける必要があるでしょう。

【デメリット2】高レベルの面粗度が必要な場合、別途加工が必要
高レベルの面粗度が必要な場合も、金属3Dプリンターの加工に加えて別途加工が必要です。

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こちらも【デメリット2】と同じく、金属3Dプリンターの精度が追いついていないことが理由です。具体的には、鏡面仕上げなどの難易度が高い加工方法が別途加工が必要な場合に当てはまります。

【デメリット3】サイズによっては大量生産に向いていない
金属3Dプリンターは、サイズによっては大量生産に向いていません。装置の中にあるテーブルで製造を行うため、その中に入らないものは同時に作れないことが理由です。

テーブルサイズは装置によって違いますが、350mm×350mm程度が一般的だと考えるとよいでしょう。

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【デメリット4】従来工法で制作できるものを金属3Dプリンターに置き換えた場合、コストメリットが出にくい
まずは、金属3Dプリンターの場合は従来工法よりコストメリットが出にくいというデメリットからお伝えします。

コストメリットが出にくい要因は、「造形費」と「材料費」が比較的高価なことが挙げられます。まだ金属3Dプリンターは流通量が少なく、希少性が高いため自ずと単価も上がってしまうことが理由です。

そのため鋳造や切削などの従来工法で早く製造可能な場合、その方法で加工する方がコストが安く済むことが多いです。

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