溶接ロボットとは、溶接職人の方が手を使って行っていた溶接作業を代わりに行ってくれる機械です。ロボットが行う溶接の種類で分類すると、アーク溶接、スポット溶接、レーザ溶接などがあります。
溶接ロボットの装置構成
溶接ロボットは具体的にどのような構成で装置として成り立っているのでしょうか。ロボットは以下3つで構成されています。
・マニピュレータ
・コントローラ
・ティーチングペンダント
マニピュレータとは、実際に溶接するために動作する部分です。装置に汎用性を持たせる場合、マニピュレータには多軸のサーボモータ駆動による多関節垂直型の産業用ロボットが使われます。
マニピュレータはコントローラとワイヤで接続されており、さらにマニピュレータの動きを登録するときに手動で操作するためのボックスがティーチングペンダントです。
溶接ロボットの周辺機器
上記3つ以外にも、ロボットには以下のような周辺機器が必要です。
・エンドエフェクタ
ロボット先端に取り付けるアーク溶接を行うためのトーチ
・溶接治具
手動溶接でも必要なワークを固定などして溶接を行いやすくする器具
・安全柵
自動運転の際に装置内に人が入れないようにする柵
・付加軸
ロボットの位置を変更しないとアプローチできないような溶接を行う際にロボットの位置を動かすス ライド軸
・消耗品保管場所
ワイヤーパックやシールドガスのボンベを置くスペース
------------------------------------------------------------------------
skysmotor.comはステッピングモータブレーキと平行軸ギヤードモータなどを販売している専門的なオンラインサプライヤーです。お客様に競争力のある価格、または効率的なサービスを提供しております。